太古に生きた人物の存在が感じられる素晴らしい岩絵

2011.12.31

自然の中に、岩絵は唐突に、あった。もちろん他の見学者もいないし、目印も柵も解説板もない。トゥアレグ族のガイドがいきなり指さしたかと思うと、唖然とするくらい無造作に、それは描かれてあった。巨岩の根っこがえぐれてできた岩陰に、六〇頭をこえる牛の彩色画が、鮮明に見られた。同行していただいた専門家の説明に耳を疑った。これが本当に五〇〇〇年前に描かれた絵なのだろうか。数日前に描いたものに見える。眼を近づける
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急行系列車と各駅停車系列車の同一線路

2011.12.31

「急行系列車と各駅停車系列車相互の乗り継ぎ」を行わせる要素ともいえる、急行系列車と各駅停車系列車の同一線路上での運転パターン、仮に「緩急ダイヤパターン」と呼ぶことにするけれども、これには基本型といえるものが三パターンある。(1)緩急無関係型、(2)緩急地域役割分担型、(3)緩急結合型である。「緩急無関係型」は、主要駅停車の急行系列車が各駅停車系列車を途中駅で一切違い越さないパターンで、列車本数の少
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線から面へ戦略転換

2011.12.31

芸術的ともとれる速やかな特急乗り換え・乗り継ぎも、名古屋線が昭和三四二九五九)年に標準軌に改築されたことから(伊勢湾台風による被災復旧工事の際に改軌も同時に行った)、名阪特急が名実共に直通運転となって発展的解消をみることになる。さらに、昭和三六年三月には、伊勢中川駅構内の北方に大阪線と名古屋線をダイレクトに繋ぐ短絡線も出来上がって(名阪特急の伊勢中川駅における折り返し運転解消が目的)、まず、名阪甲
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サウナもあるロシア汽船「ルーシー」

2011.12.25

日本から韓国や中国に行くフェリーが出ていることは知っていても、ロシア、それもユーラシア大陸のウラジオストクへ向かう船が週一便あることを知る人はかなり少ない。かつては横浜の大桟橋からナホトカにゆく旧ソ連の客船が有名だった。お金はあまりないけど海外脱出したい、という若者はこれに乗って二泊三日の船旅の末、ナホトカに上陸し、シベリア鉄道に乗ってヨーロッパを目指した。横浜航路はなくなったが、現在これを引き継
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家族旅行で温泉料理を楽しみました

2011.12.25

この前、家族旅行に行ってきました。熊本にある温泉に行ったのでが、ここに来たのは4回目くらいです。この温泉は、私たち家族のお気に入りの場所です。山の上に温泉があるのですが、いつも麓の道の駅とスーパーに立ち寄り、地元の野菜などの食材を買い込んで温泉に行きます。そこの温泉には地熱の蒸し器があり、温泉を利用したお客さんは自由にその地熱蒸し器を利用することができます。温泉に入る前にさつま芋をザルに入れ、蒸し
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朝鮮半島との交流の歴史をたどるにもいい航路

2011.12.25

ジェットフォイル−博多一〇時三〇分出港→一一時四〇分芦辺(壱岐)到着、一一時四五分出港→一二時四五分厳原(対馬)到着など数便フェリー一博多一〇時四五分出港→一一時五〇分芦辺(壱岐)到着、一一時五五分出港→一三時厳原(対馬)到着など数便ジェットフォイル/フェリー博多〜壱岐五六二〇円/一元二〇円〜博多〜厳原九〇五〇円/五八〇〇円〜博多〜比田勝(対馬)一万一八八〇円/六五〇〇円(※二〇〇九年二月一日〜四
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晴れていたら見られない風景に出会う

2011.12.24

私が鉄道での旅行中に雨に見舞われたことはけっこう多いが、最近で印象に残ったものとしては、数年前に黒部峡谷鉄道に乗った時の大雨がある。これは鉄道雑誌の取材であったので締切日までに乗らねばならなかったが、その頃の富山地方は雨天が延々と続いており、見切り発車という状態でやむなく富山へ向かったが、前日よりひどい大雨である。富山地方鉄道の宇奈月温泉駅で黒部峡谷鉄道に乗り換えたのだが、この日は「トロッコ列車」
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自分の部屋のバルコニーで港を眺めている人も

2011.12.24

自分の時間を自由に使うということであれば、寄港地ツアーに出かけると、集合時間に集まれ、早くバスに乗れたのうるさい。達人は、寄港しても、いつもの時間に起きて、人気のないリドデッキで朝食を食べ、昼間は静かなプールサイドで時間を過ごし、すこし日が傾き涼しくなったところで、おもむろにギャングウェイへ行き(もちろんデジカメなど持たず)、カンカン(これは金属製のギャングウェイを降りる音)と音を立て、港にようや
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国宝でない世界遺産

2011.12.24

世界遺産の登録の要件として、その国が遺産を保護するフレームワークを整備する必要があることから、世界遺産に登録する前に、まず国内法によって国宝などに指定されているのはある意味では当然のように思える。実際、日本の建築物の国宝指定が二二二件、世界遺産のうち文化遺産が一〇件(ただし、「古都京都の文化財」が一七の社寺・城郭、「古都奈良の文化財」が春日山の原始林を別にすると、七つの社寺・都跡など、一件に複数の
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自分の眼と感性を信じる旅を

2011.12.24

世界遺産は、日本の旅の特質で触れたように、ある種の権威付けの側面がある。本来なら、ひとりひとり、自分の価値観や尺度で自由に気に入った自然や文化財を見て回ればよいのだが、そこにお墨付きが登場したことにより、旅の範囲がかえって狭まったり、お墨付きをもらうことに必死になる地域が現れたり、そして実際に世界遺産に登録されてからも、殺到する観光客に植生を荒らされたり、交通渋滞がひき起こされ、地域住民の生活に支
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新鮮だったLCC

2011.12.18

はじめてLCCに乗ったのは、マレーシアにエアアジアが誕生して2年ほどが経ったときのように記憶している。バンコクとチェンマイを往復した。運賃は片道2500円ほどだった。バンコクとチェンマイの間を、10時間ほどかけて走るバスのなかに、VIPという高級バスがある。その運賃とさして変わらなかった。新鮮だった。チェックインのときに受けとったチケットは、スーパーのレシートのようなペラペラの感熱紙だった。席の指
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個人向けよりは安い団体割引運賃が設定

2011.12.18

格安航空券は、日本でいえば、日本航空や全日空という、既存の航空会社の航空券を割引いた価格で販売するスタイルである。そこには飛行機という乗り物の歴史が潜んでいる。飛行機は就航当初から、選ばれた人が乗る贅沢なものというイメージをもっていた。豪華客船をモデルにしている名残からキャビンやギャレーといった船特有の言葉が旅客機にも使われている。しかし、高度経済成長を経験した日本で、飛行機に乗って海外に向かうと
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建設省と統合して国土交通省が誕生するまで存続

2011.12.18

鉄道省は戦時中に運輪通信省、運輸省と名を変えるものの、戦後も、平成の御代に建設省と統合して国土交通省が誕生するまで長らく存続した。ただし、国有鉄道の運営については、敗戦後の一時期に我が国の統制を行った連合国軍総司令部(GHQ)の意向によって昭和二四年六月一日に発足した公共企業体(公社)「日本国有鉄道」に移管される。「国鉄」という略称が一般的に使われるのは、この公社化後のことである。時刻表復刻版を眺
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本よりも音楽がいい

2011.12.17

必需品以外では、旅先での時間を彩ってくれる本や音楽。じっくり読めるだろうと思って文庫本を何冊も持って行った事が、かつてはあったが、意外に読めないと気付いて、最近では一冊持って行くか行かないか。ひとり旅は案外忙しいもので、じっくり腰を落ち着けて読書する時間は中々見つけられない。毎日同じ景色の通勤ならともかくも、旅先では見飽きることなく風景が変わる。移動中とて目と耳は絶えず働いている。結局は眠りに就く
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京都の市のほうが安いようにみえる

2011.12.17

チェックアウトを済ませ、ホテルを出ると、前の大通りに昨日までは見掛けなかった派手な幟が沢山並んで、海からの風に、ばたばたとはためいている。「大骨董市」とある。旅先での「市」には目が無い。朝市、夜市、とりわけ骨董市は、掘り出し目当てに、開催中なら必ず立ち寄る。きっと会場はこの近くだろうと探せば、何のことはない、ホテル隣の駐車場横が会場だった。荷物を再びホテルのフロントに預けて、急ぎ足で会場に向かった
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旅のきっかけはホテルのバーゲン価格

2011.12.17

これまでの温泉地は殆どが日本旅館。故に、一部の湯治宿を除いて、ひとり旅と温泉は縁が薄かったのだ。従って、この道後のホテルが先鞭を切ってくれれば、日本中の温泉にホテルスタイルの宿が続々誕生するという、ひとり旅愛好家には夢のような時代がやって来る、かも知れないのである。ホテルに入ると、先ず目に入るのが、レセプションカウンターと小さなコンシェルジュデスク。その後ろにあるライブラリー。これらが全て重厚感の
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国内旅行で人気の高い函館山

2011.12.11

標高300m程度の低い山である函館山はなぜか国内旅行では相当な人気を持っています。いつかのアンケートを集計した結果日本人が行きたい場所の1位が函館だったようです。この函館山、実は函館市街を一望できるちょうどいい高さと傾斜を持っています。そのため頂上の展望台から夜景を見ることができるのです。100万ドルの夜景と言われるほど綺麗なため一度は見に行く事をお勧めします。函館の地形上、夜景のライトが海に反射
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人生初の海外旅行でドイツに行きました

2011.12.11

30年間生きてきて一度も海外旅行というものを経験したことがなかった私。ですが、先日思い切ってヨーロッパ、それも比較的治安が良いと言われているドイツに行ってきました。成田から飛行機に揺られること12時間。ついに異国の地・ドイツに降り立つことができました。今回は、南ドイツのバイエルン州にある都市を中心に回りました。都市から都市へ移動するのに列車に乗るのですが、車窓から見える景色は何もない、本当に自然豊
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基幹産業となった第三次産業

2011.12.11

かつて「いびつな」と形容詞つきで呼ばれた第三次産業が、いまや「いびつ」どころか、沖縄の経済を支える基幹産業といわれるまでになったのである。ついでに触れると、沖縄の経済成長は全国平均の成長率五・二%を上回る五・八%で推移し、一九八七年の県民所得は一人当たり百六十八万四千円となり、一人当たり国民所得に対する割合は七五・二%になり、ほぼその線で横ばいを続けている。このように全国を上回る経済成長率であった
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中国だけのものだった

2011.12.10

お茶のことを英語では(ティー)という。フランス語だと(テ)、ドイツ語だと(テー)、イタリア語では(テ)、スペイン語では(テー)といずれも、テ、テー、もしくは、ティー、と長く引っ張る。この言葉の語源は、もちろん、中国語の、それも福建語の、テーという発音からきている。北京語、つまり中国の標準語だと、茶はツァーと発音する。広東語でも、北京語と同じである。ただし、北京語と広東語は、茶というところが同じだけ
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四国全土を走る「アンパンマン列車」

2011.12.10

予讃線の多度津から先は単線なので、時折駅で列車交換を行う。伊予三島では、特急列車と交換したが、この列車の車体は一面に漫画のキャラクターであるアンパンマンが描かれている、カラフルで賑やかなものだ。作者が高知県の出身のため土讃線の特急にペイントを施したところ大好評で、今や四国全土に「アンパンマン列車」が走っているそうだ。この列車にも子供が何人も群がり、発車と同時に小躍りしてホームを走り回っていた。新居
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クアハウスの魅力と体力が増強の効果について

2011.12.10

現在「クアハウス」は三〇ヵ所で、ここ一〇年で約一八〇万人の人たちが利用している。「クアハウス」の中心となるのは、温泉浴室の部門であるが、そのほかに筋力強化トレーニング機器をそなえたトレーニングルームや、リラクゼーションルーム、健康相談室などが配置されている施設があり、健康増進はもちろんのこと、病気の回復や慢性病の治療など、利用者個人の目的に合わせてはば広く利用できるようになっている。さらに、こうし
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憧れの九州一周国内旅行

2011.12.04

私の母は旅行が大好きで、特に電車が好きなテツコです。そんな母から何度か聞いたことがあるのが「青春18切符で九州を一周した」という国内旅行の話です。一人で気ままに鈍行を乗り継ぎ、降りたい駅で降りて地元のものを楽しむスタイルだったそうです。時には他の旅人と仲良くなって途中まで一緒に周ったりして、一人ならではの出会いもあったと言っていました。数あるスポットの中、私を最も惹きつけたのが「砂風呂」です。「と
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寒い国の方がおしゃれのチャンスが多い

2011.12.04

服の着方にはTPOがあるというが、私の経験によると、知人がたくさんいて、招待されるチャンスの多いところはどこも、朝昼晩、セビロにネクタイですごすことになる。友人もおらず着る物にこだわらない熱帯の国々に行くと、朝昼晩、スポーツ・シャツですんでしまう。だからその取り合わせを間違えると、着のみ着のままで旅行に来たのと同じ結果になってしまう。総じていえば、寒い国の方がおしゃれのチャンスが多く、また豊かな国
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あなただけの視点を見つけてみよう

2011.12.04

旅の本質は、全てをリセットするきっかけとなることにあるのかもしれません。リセットして、新たな視点を手に入れることができれば、あなたの将来は、いままでとはまったく別のものとなる。視点を意識してください。こじつけめいてしまいますが、飛ぶ夢も視点の問題の根源にかかわってくるものです。いままでは全てを漠然と見ていた。こんどは漠然ではなく、うまく疲労して無になって、そして新たな眼を手に入れるのです。視点とは
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本家よりも多い乗り換え頻度

2011.12.04

三本線路に二本ホームのセットは、大阪方面の上り線側だけではなく、神戸方面の下り線側にもしっかり用意されている(都合四面六線)。5番線を挟んでホームがあり、その外側に4希線と6番線が存在する恰好である。ダイヤを例にとれば、日中はおおむねトドとも10分に1本の割合で三列車同時平面乗り換えが展開されている。まあ、いずれにしても、「三列車同時平面乗り換え」自体が珍しいところに、それを一時間当たりに六回、上
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関東平野を走る

2011.12.03

列車は、大宮を出ると、屋並みが減って広々とした関東平野を走る。ここからは各駅停車となるので、スピードを上げた頃減速して次の駅に停車するというパターンを繰り返すが、どの駅でもグリーン車の出入りは少なく、のんびりした空気が車内に満ちている。駅が近づくと集落が現れるが、首都圏からそれほど遠くないので、住宅はかなり密集している。このあたりから東京へ通勤する人も少なくない。栗橋では、東武鉄道と接続するが、二
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霧の中を抜けて最東端の地・根室へ

2011.12.03

草ぼうぼうのホームに厚床という駅名標がさびしげに立っているのを見たあと、延々と原野の中を行くか、少し丘陵地帯に差しかかった頃、まわりの景色が見えなくなってきた。乳白色のうっすらとした気体かあたりを覆う。霧である。道東は霧の発生しやすいところとは聞いていたが、こうして目の当たりにすると幻想的である。飛行機に乗って雲海の中を飛んでいるような錯覚にとらわれる。霧の中から景色が浮かび上かってくると、突然海
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グリーン車で味わう日常の中の非日常

2011.12.03

上野から一時間少々で小山に到着する。新幹線の駅もあり、水戸線と両毛線が分岐するジャンクションで乗り降りも多いのだが、グリーン車内の動きはほとんどなかったので、大きな駅に着いたという実感がなかった。世間の動きと隔絶されたような気になるのもグリーン車だ。次の停車駅小金井は車両基地のあるところだが、列車はここで前の五両が切り離される。四分停車の間に、前の車両は客を全員降ろして、車両基地に引き揚げるのだろ
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